奥久慈の大自然に囲まれた鶏舎の中は、緑薫る風が通り抜け、いつも新鮮な空気が満ちています。鶏たちは天然原料100%にこだわった特製の飼料を食べ、地下からくみ上げるミネラルたっぷりの天然水を飲み、飼育員の愛情をいっぱい受けながら毎日元気に過ごしています。
元気に育った鶏は、栄養満点の元気なたまごを産んでくれます。鶏たちはいきものですから、餌を食べて水を飲み、呼吸し、ときにはストレスを感じるデリケートな心も持っています。そんな鶏たちがいつも元気で快適に過ごせるよう、私たちは細心の注意と愛情をこめて鶏たちを飼育しています。
おいしいたまごは、鮮度が命です。産みたてのたまごは専用レーンを通って、敷地内のGP(グレーディング・パッキング)センターへ直行。センター内は常に温度管理されているので、産みたてたまごの新鮮さを保つことができます。
GPセンターでの作業は最新鋭のコンピュータシステムで一貫管理され、スピーディかつ衛生的に行われます。たまごはキレイに洗卵され、ひび割れなどの異常がないか、黄身の色や高さは充分か、など何項目もの厳しい品質チェックをクリアして選別されます。
選別されたたまごたちは、全自動のレーンにのって素早く次々とパッキングされていきます。「おいしい奥久慈卵を、新鮮なうちに食べて欲しい」―私たちの想いをこめて完成した最新鋭のGPセンターから、産みたてのたまごを毎日みなさまのもとへ送りだしています。
出荷準備の整った『奥久慈卵』は、やはり鮮度を保つための温度管理を徹底した専用の冷蔵車で、スーパーや小売店、レストランへと向かいます。独自の流通システムにより、大自然に囲まれた奥久慈の「ひたち農園」から県内をはじめ東京などの各都市へ、新鮮なたまごを新鮮なうちにお届けすることができます。